すべる編    

仕事が趣味という人間だったのですが(もちろん今でもです。どういう訳か好きなんですね。)、
中年と呼ばれる年齢になってから夢中になれる遊びを見つけてしまったんですよ。
そしてそこからまた別の遊びにも拡がってしまって。
それが自分がやりたいことかどうかも、始めてみないと分かりません。
(私は始めてみるまで分かりませんでした。)
何かきっかけがある時には、あまり色々考えずにまずやってみると面白いことが見つかる事もあります。
そんな私の遊びの数々です。

スノーボードの部   

下に親爺ボーダーテクニック編を追加しました。

 生まれて40年スポーツというものにはまったくご縁がなく生きてきたのですが、40すぎてから人の薦めでうっかり始めてしまいました。    
板を付けると立ち上がることもできない状態だというのに、リフトに乗って行ったそこには綺麗な夜景が。
その瞬間、どういう訳かすっかりはまってしまって寝てもさめてもスノーボードのことばかり。
一回目のターンが出来るまでは苦難の道のりでした。盤渓スキー場のネットには何度もお世話になりました。
記念すべき初ターンは札幌国際スキー場まで行ってやっと。
現在では週日の夜はオーンズスキー場に、週末は札幌国際にと日参中です。
シーズン始めの前夜は嬉しくて寝られないんですよ。
ずっとフリースタイルに乗っていましたが、今季はアルペンスタイルに挑戦中。
中年ボーダーの特徴として、身体のばねは利かなくなっているし骨ももろくなっていると思われるので3年ほど前ヘルメット着用にしてみました。最初は異様なものを見るような目が突き刺さっていたのですが、次の年からはどういう訳かヘルメットが流行だし、今ではスキー場はヘルメットだらけになりました。
シーズン中は口を開けばスノーボードのことばかりで、周りからは顰蹙をかっている気配もあります。
我が母に至っては、スポーツするような子に生んだ覚えはないとまで言っております。
一般にはスノーボードというのは若い人達の遊びという印象があるかと思いますが、私の周りを見渡してみると決してそんなことはありません。
同年代の人も沢山いますし(どういうわけか 私共の同業者が沢山います。別に業界内に愛好会があるとかではないのですが)、もっと年上の方々も沢山いらっしゃいます。
私も、まだまだ何年も遊べるのかと思うと大変楽しみです。
スノー
ボード
の部2
、01年 ルスツでのテクニカル選にて。 私の師匠、増岡デモ。いつもお世話になっている小樽オーンズスノーボード
スクールの校長でもあります。
私は一応開校以来の生徒ではありますが、未だ卒業どころか留年続きです。
師匠の指導に問題があるわけではありません。私の能力の問題ですね。
でも この方のせいでアルペンにまで手を出してしまいました。
オーンズに行くと増岡デモの滑りを見ることが出来ます。すごいよー。
もちろんレッスンもやってますよ。一度お薦めします。
02年全日本テクニカル選アルパイン部門にて優勝。
トップデモになられました。
03年全日本テクニカル選アルパイン部門にて優勝、二連覇達成。
マウンテンボードの部 スノボーシーズン終了後にすることがないと悩んでいたときに知り、しかも在庫処分品を見つけてしまったので買ってしまいました。
(だって、13000円だったんですよ。すごく安かった。) 
しかーし、できる場所がほとんどありません。我が家の近所の草笛公園が唯一の遊び場です。
一度旭山公園ですべってみたのですが、結構な斜面なのにその下に平らな草地がないので止まるのが大変。ころがりまくって死ぬかと思いました。
面白いのですが、一度すべるたびに結構な重さのこのボードを自分で丘の上まで運ぶのがつらい。よって現在小休止中。
でも これをする人は少ないので、もしかして道内でトップテンに入るのでは?
(遊技人口が10人も居るのかという問題には目を瞑ること! これはやはり珍しいらしく遊んでいるとよく、それは何かと聞かれました。)
草地でそりにして遊ぶには最適。
インラインスケートの部 マウンテンボードの次に始めたのがこれ。手稲前田森林公園で遊んでおります。結構老若男女が遊べます。
私、苫小牧出身ですのでスキーは出来ませんがアイススケートが出来ますので、これなら大丈夫と思ったのです。
が、最初ショップ内で履いてみて立ち上がろうとした途端にころび(しかも2度)店員さんにあわてて止められた経験があります。
一度は止めようと思ったのですがそれでもやはりやってみたいと始めました。
結果は、一番最初にスケートをつけ、立ち上がろうとする瞬間は結構恐ろしく感じたのですが大丈夫。
始めてしまえば前にすべることはそう難しいものではありません。(ヘルメット、手首・ひじ・ひざガードをつけますしね。最初は尻パットも)
手稲前田森林公園は楽しくインラインで遊べる貴重な場所です。
一度豊平川河川敷遊歩道を真駒内からずっとすべってみたのですが、舗装表面が粗いため身体全体が振動してバラバラになりそうでした。なめらかな表面の舗装はインラインスケートを楽しむための条件です。
ところでこれを始めた途端に知り合いにインラインホッケーに誘われてしまいました。
スティックとパックまで頂いたのでちょっとやってみているのですが、なかなかそこまでは時間もないですしね。
でも スティックを持つとバランスが取りやすくて最初に練習するのには良いものです。
ロングスケートボードの部 これも在庫処分品(10000円)を見つけて目を付けていたものです。長いので、坂道をすべるときの安定性が良い。(152aです)
同じ値段でもう少し短い物も買いました。
但し、アスファルト上でころぶとダメージが大きすぎるので防具は必需品です。(インライン用で充分です。)擦り傷は治るのに時間が掛かりますから。
これも最初に片足走行から右足を乗せようとするときは、緊張しましたが(足下がふらふらして安定していないという感覚、いわゆる地に足が着いてないって事ですが、これは結構大きな恐怖感です。)後は簡単。
初めてでも大丈夫だと思います。坂道にさえ行かなければ。
坂道走行が面白いのですが、なかなかちょうど良い坂道というのがないですね。
これも手稲前田森林公園で遊んでいます。
野球場脇の坂道ですべるのは恐かったですよ。
親爺ボーダーテクニック編  使用中の道具

フリースタイル
 サロモン00−550
 BC04−アーク157
 バートンステップイン
アルペン
 バートン01−コイル
 (米さんありがとう)
 ライケル・アクトギア
 BC03−TC158
 オガサカ06−LV71
バートンウルトラプライム
168
  へらへらすべる
長い人生経験で培った高等テクニック。カービングなんだかドリフトなんだか見分けがつかないようにすべる。 
  
ギュンギュンすべる
きちんと整地されたバーンで、短い距離ながらカービングをきかせて若者ボーダーに見せつける。  
  
ずりずりすべる
スピードに疲れた時に皆様のお邪魔にならないようコース脇へと進み、低速でスライドしながら降りるテクニック。
  だらだらすべる
親爺ボーダーらしき人をゲレンデで見つけたら、ナンパして世間話をしながらゆっくりと降りてくる。親爺ボーダーの楽しいひととき。


   附録として本日のゲレンデ情報もあります。 ゲレンデの恋人達もあるよ。

 


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